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沢木耕太郎の「春に散る」 庭に咲いたピンクの彼岸花。

      春に散る読書の後に想うこと 我散る時もできれば春が 😂 (短歌のつもり)

たまたま7月末頃、沢木耕太郎の「春に散る」を読んだ。
そしたら、8月末の朝日新聞で映画になったという記事を見てびっくりした。

題名は素敵だが「春に散る」はボクシングがテーマになっていた。
ボクシングには全く興味がない。喧嘩のようで怖いし、あんなに殴らなくても…と思ってしまう。
目が腫れたり、顔から血が出たり、とても凝視できない。
でも、沢木耕太郎の文がとても読みやすくて、軽く読めた。

私はいつも本を読みながら登場人物の容姿を想像してしまう。
だから、映画のキャストを見て戸惑った。
<私のイメージは>
主役の広岡仁一はアメリカ帰りの元ボクサー、誰にも言っていないが実は心臓病を抱えている。
初老だが恋愛もまだできるイケメンの飄々とした男。と想像していた。
佐藤浩市は好きな俳優さんだが、今回はちょっとイメージが違うな。

黒木翔吾役の横浜流星はイケメンすぎる。
が、彼はいつも役になり切る演技派なので多分映画を見たら、満足するかも。

佳菜子。不動産屋の女事務員だが、もうちょっと訳あり風の女性を想像した。
橋本環奈は年齢も少し若過ぎるし、可愛いすぎる。全然イメージと違った。

真田令子は40年前、広岡がアメリカに行く前に通っていたジムの社長の娘。
若い頃、広岡に思いを寄せていたが、今では父親の跡を継ぎ女社長になっていた。
山口智子はイメージの通りだった。

あまり原作と映画を比較して鑑賞しない方がいいのかな。
映画は映画で違った「春に散る」を楽しめばいいのかもしれない。すみません。😉

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2023.09.10
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