fc2ブログ
憲法学者 樋口陽一さん 20代の頃学校で描いた絵。アンデルセン童話より。
色はもっと綺麗。😢

5月3日憲法記念日に朝日新聞の15面、 「いま日本の立憲主義は」
東京大学名誉教授・憲法研究者 樋口陽一さんのインタビュー記事で久しぶりに感銘を受けた。

(朝日新聞より)
「この10年余りを振り返ると、安倍政権下で『公』の領域に大ぴらに『私』が入り込んできました。
『公』の『私』化を象徴する出来事が、森友学園への国有地売却や加計学園の獣医学部新設の問題でした。


公務員が公共社会全体の奉仕者でなく、政権担当者の「私」のために使われ、
抗議の意味で財務省公文書改ざんで、自殺者を出した
ことにも触れている。

静かな語り口(多分写真からそう感じられる)、でも言われていることはすごい。
安倍政権をこんな風にストレートに表現してくれたことが嬉しい。
紙面の70%を占めるインタビュー記事だが、聞き手の朝日新聞編集委員の豊秀一さんのまとめ方もすごい。
自民党政権はもっと謙虚になって、このような素晴らしい憲法学者が日本に現存していることを大事にして、
樋口先生の声を真摯に受け止めて欲しい。

本といえば、小説しか読んで来なかった私だが、
樋口先生の記事を読んで、何一つ違和感がなかった。

「アメリカとの軍事協力を明瞭にすればするほど、日本列島にとって戦禍のリスクは
高まるのではないでしょうか」

そう、9条があるからこそ、抑止できていると思う。

夫も元気だったら、多分同じ考えだと思う。
彼が生きていたら、この新聞を読んだだけで、二人で夜中に何時間もしゃべっていただろう。
強いけど、いつも静かに話していた夫を改めて思い出した。

どうぞ拍手とはがき絵に2箇所クリックしてください。
コメントを書く画面が出ますので出来ましたら感想をお願いします。クリックだけでも嬉しいです。
お知り合いの方にも拡散してくださいますようお願いします‍。
にほんブログ村 美術ブログ はがき絵へ
にほんブログ村  コメント(1)
2023.05.08
コメント記入欄