春菊の花。「ジャニーズ事務所」の亡くなったジャニー喜多川（2019年に87歳死去）から受けた性被害のニュースを見た。
4月12日、東京・丸の内の日本外国特派員協会に大勢の外国人記者が集まっていた。
そこでの会見者は、元ジャニーズJr.のカウアン・岡本さん（26）だった。
驚きの内容で、これを人前で話すということは、とても勇気のいることだと思う。
淡々と落ち着いて話していたが、彼の心の内が察しられて胸が痛む。
大変な事件だのに外国人相手にしか話せないのか情けない日本。
華やかな、歌と踊り、テレビ・映画・舞台の裏で、こんな淫らな、いかがわしいことに耐えてきた
少年たちが可哀想すぎる。
親にも未だ言えない少年もたくさんいると思う。
なぜ週刊文春以外のメディアがみんな沈黙するのかわからない。
朝日新聞は4月13日朝刊で取り上げていたが、インデックス欄にはあるが、記事は25面の取り扱いだった。
テレビもこれからでいい民放は無理でも、NHKは、ぜひ取り上げて欲しい。
この問題は芸能事務所という特殊な世界の話として、
なんとなく別世界のような思いでみんな読んでいると思うが、
力のあるものが、弱みにつけ込む卑劣な犯罪は芸能事務所だけの特殊な問題ではない。
学校でも教師と生徒、会社の上司と部下とか、よくある話で、これを有耶無耶にはできない。
私でも知っている「ジャニーズ事務所」と」いう名前。
退職した滝沢秀明は事実を知っていたのではないか。
勇気あるカウアン・岡本さんの行為を無駄にしないで欲しい。
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2023.04.17